【イソップ寓話から学ぶ】目的と目標と課題の使い分けを最も分かりやすく説明します!

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同じ作業でもあってもヒトそれぞれ価値観が違う。

  • なぜわかってくれないのか?
  • どうすればもっとよくなるのか?

と悩む方に向けてめちゃくちゃわかりやすい事例を紹介しようと思います。

3人のレンガを積むおじさんの話です。

  • 同じ作業でも志の違い
  • 今の自分じゃだめだと思わせてくれる
  • 本当にどうなりたいのか?

イソップ寓話から学ぶ有名な物語からわかりやすく説明していきます!

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3人のレンガを積むおじさん

イソップ寓話の有名な話です。

ある町でレンガを積むおじさんが3人いました。

そのおじさん一人一人に僕は質問をしました。

ひつじ
ひつじ

何をしているんですか??

Aさん
Aさん

見ればわかるだろ!レンガを積んでいるんだ!今日中にこれを終わらせないと帰れないんだ!

と、ぶっきらぼうに答えました。

もう一人のおじさんに聞いてみると

ひつじ
ひつじ

何をしているんですか?

Bさん
Bさん

壁を作っているんだ♪大変な仕事だけど、安定した収入があるから家族が助かるよ♪

と、にこやかな表情で答えました。

もう一人のおじさんに聞いてみると

ひつじ
ひつじ

何をしているんですか?

Cさん
Cさん

教会を作っているんだ♪いつかこれが完成して街を豊かにするんだ!

と、自信満々に答えました。

僕は同じ作業をしている3人のおじさんの顔が違っていることに不思議に思いました。

なぜ同じ作業にも関わらずこうも違うのだろうかと。

目的/目標/課題について

3人とも同じ作業をしているにも関わらず、表情が違うのはなぜでしょう?

それは、それぞれの意識している価値観の違いだそうです。

Aさんの課題意識

今目の前で起こってることへの解決です。

今何をやるべきなのか?

Aさんは、今目の前で起こっているレンガを積むことだけを考えて行動した結果、やらされ仕事になったわけです。

いつも言われたことだけを淡々と行い特に目的や目標を持たず、目の前の作業をこなしている人に多く見受けれらます。

目の前の仕事に不満を言い、改善しようとしない人に多く見受けられます。

他人がどうにしかしてくれるであろうと思うことで責任の所在を自分以外の誰かに置き換えることも多いと感じます。

Bさんの目標意識

一歩先の問題解決になります。

Aさんとは異なり、レンガを積むことで収入を得ることができることで

家族をしっかりと養えることができること!

Bさんは、家族を養うためにレンガを積むことに不満を感じているわけではない。

仕事をする上での目標を家族という点にフォーカスしたBさん。

一番身近な大切な存在の人のために働くことも正直素敵なことです。

もう一歩先を見据えた目的意識、これを描くことで家族がどうなってほしいか?

お金を稼ぐことでどういう未来を創造するかまで描くことが出来たら素敵な人生になると思います。

Cさんの目的意識

何のために行っているのか?

これが一番の大目的になります。

教会をつくることで多くの方の助けになり、街全体が豊かになることを願うCさん。

仕事に誇りを持っている状態で、レンガを積むことができます。

一つの作業に遠い未来の希望さえも垣間見えるCさんの発言は本当に素晴らしいと思います。

自分だけでなく周りのみんなにも幸せになって欲しいと願いCさん。

3人のレンガのおじさんの将来

イソップ寓話では大体この話はここで終わります。

ですが、実は続きがあります。

それは、3人のレンガのおじさんが10年後どうなっているか?

  • Aさんの10年後…いつも通りレンガを積んでいる
  • Bさんの10年後…危険を伴う屋根の仕事について収入がUPしている
  • Cさんの10年後…教会に自分の名前が付けられて、数名の部下を持つ棟梁になっていたそうです。

今目の前の仕事への取り組み方次第で将来の姿が変わってきます。

より遠くの目的意識を持っている人とそうでない人ではやはり将来的には差は生まれます。

課題⇒目標⇒目的の捉え方一つで大きく変わってきます。

課題・目標・目的の捉え方

何の作業でも仕事でも、目的を持って行うことで幸福度、豊かさは変わってきます。

  • 今自分がしている仕事の目的はなんですか?
  • どんな人と仕事を一緒にしたいですか?
  • どんな人に仕事をお願いしたいですか?

答えは皆、Cさんのように高い目的意識を持った人にお願いしたいんじゃないでしょうか?

Aさんのように目の前の仕事をこなしている状態だととてもじゃないですが、豊かな人生とは言えないかもしれません。

また、仕事を与えている上司や先輩の方は、部下や後輩にその目的を教えることが出来ていますか?

目的一つでやる気は格段に変わってきます。

ワクワクドキドキするようなことが本当に大事な時です。

自分自身を活性化させるためにも、後輩に誇りを持ってもらうためにも、一つ一つの目的をちゃんと伝える、設定することで本当にパフォーマンスは変わってきます。

将来自分が何をしたいのか?こうした問いかけに対しても今回のイソップ寓話から学ぶことは個人的にも大きいことだと感じました。

レンガを積む3人のおじさんが大切なことを教えてくれた気がします。

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