誰もが経験したことあるであろう人事異動について今日は書いてみようと思います。
上司の立場として異動する場合気を付けておくべきポイントを是非!
- 全く知らない土地で働くことへの不安
- 知らない顔ぶれの仲間と一緒にやっていけるか?
- 仕事環境は自分にあうだろうか?
多くの不安がある反面、期待に胸膨らませる方もいるのではないでしょうか?
そこで僕自身も経験し実際に異動後に行うべきことをまとめてみました。
- 異動前の気持ちの準備ができる
- 異動後すぐに自身のパフォーマンスを出せることができる
- 信頼を勝ち取ることが可能
今回の記事で少しでも不安の背中を押してあげることが出来たり、励み、勇気に変わってくれたら幸いです。
名前はすぐに覚えること
人事異動が決まったらまず行うことは、異動先のチームメイトの確認です。
大人数なら大変ですが、自分が関わる部署の仲間くらいは先に事前情報を仕入れておきましょう!
コミュニケーションは必ず名前から始まります。
僕は当時異動が決まればその担当部署のが運営していたブログをすべて確認し、登場してくる人をすべてメモして特徴をすべて頭にたたき入れてから異動しました。
そして、顔と名前はもちろん最速で覚えること!
絶対にやってはいけないミスは、名前を間違えるっていうチョンボですねw
結構インパクト大きくて、実は相手を傷つけて根に持たれますw
今では笑い話になりますが、当時のことを鮮明に覚えているようです。
さらに可能であれば、チームメイトの名前一人一人のフルネームを書けるようにすることです。
漢字まで全てです!これは意外に結構役に立ちました。
歓迎会を開いてくれるときに、場所の打ち合わせを自分含めて参加しているときに誰と誰が来るみたい的な話を聞いています。
その時に、僕は来てくれる人の名前をノートにメモしながら聞いていました。
すると、そのメモを盗み見した子が「もう名前覚えているんですね♪」って言ってくれたことを覚えています。
自分の名前をフルネームで書いてくれてることに少し嬉しそうな顔をしていたことと同時に、自分自身が良かったと安堵した経験でもありました。
最初のうちは結構意識しながら名前を呼ばないと、ひょんな拍子で間違うこともあるので、異動後一週間はずっとチームメイトの名前を覚えようと夜な夜ないつも思い出しながら過ごしていました。
何もかもすべては名前から♪
誰よりも早く行く!
異動後初日に必ずした方が良いのが、どのメンバーよりも朝早くに出社していることです。
それは朝早く行くことで、たった一日でそのチームの流れが掴めるからです。
定刻1時間前に来る人、定刻ギリギリに来る人など大体の私生活がそれで分かります。
シフト制の仕事の場合、1週間は続けた方が良いです。
そして誰よりも早く行くことのメリットは、一番最初にいくことで自己紹介がしやすいことです。
朝礼でまとめて自己紹介されるよりも、朝の1:1の挨拶の時に「今日から異動してきた〇〇です」と対相手に対して直接言えるからです。
全体の前で言われるよりも数百倍効果がある初見の対応になります。
あとは、一番乗りで行く理由の効果は、やる気が見てとられることです。
この人は本当にこのチームを良くしてくれるのだろうかと正直異動してきた本人よりも、その場のチームの方が気にしていることが多いです。
どんな人が来るんだろうとソワソワワクワクしているかもしれない中で、やる気のない人だったら結構なえたりもします。。
だからこそ、初日にしてやる気をしっかりアピールするためにも誰よりも早くに出社することをおススメします。
異動初日に誰よりも早く行くメリットを簡単にまとめると、
- 一日でチームの流れがわかること。
- 自己紹介がしやすいこと。
- やる気が伝わること。
早起きは三文の徳!
チームメイトと面談すること!
これも必ず一番最初の段階で済ませておくことをおススメします!
前述したように、受け入れる側は自分以上に新しい方を気にしています。
だからこそ、面談という時間をしっかりととって、自分の想いや相手の想いを聞く非常に良い機会を自ら作ることです。
一番最初にそこだけでもすり合わせておくだけで本当に今後の仕事にペースに影響が出てきます。
僕は当時50人くらいのチームの配属になったので3日間で全員との面談を実施しました。
ただ、そこで得たものは本当に大きくと何が好きとか、何が得意とか最初のうちに知っておくことでコミュニケーションをとることが本当にスムーズに行うことが出来ました。
正直とても時間がかかることです面談って。
ですが必ずその時間は無駄ではなく、これから先長い付き合いと考えたら距離を縮めるのにこれほど適したタイミングは無いと思っています。
顔と名前の一致もこの時にがっつり可能ですし、特に自分はこうしていきたいっていう思いを一人一人に話せる場があるだけで大きく変わってきます。
一人一人と面談することはとても大切!
過去の事例は持ち出さない!
異動先で気を付けないと行けないことは、異動前の事例を持ち出さないことです。
それは、自分が今までやっていたことをひけらかし、こういうことを前の場所ではやっていたという事例を異動先で言うことです。
これは、反射的に自分たちが否定さている気もしますし、異動前のことなんて場所も環境も知らない子からしたら戯言でしかありません。
過去の成功事例はある意味、ポケットにしまっておいて、ある程度の関係性が出来た時に引き出しの一つとして小出しにしていきましょう!
とにかく前例はご法度です。過去は過去だし、目を向けるポイントは今この場の問題です。
環境ひとつ変われば、要領も変わります。しっかりとその場所にあった対応を取るようにしましょう!
過去は過去、今は今!
敬語は使わない!
これに関しては賛否はありますが、上司としての異動をしたときにある意味これは意識をしていました。
それは、本当であればあまり顔馴染みでない人に会う時は、よそよそしい敬語で初対面を交わすのですが、今回の場合は明確に上司としての異動があったからです。
そのチームのリーダーとして、チームを最高に引っ張り上げるためにも、ある意味自分自身で働きやすいフィールドをしっかりと作ることが大切です。
それは敬語によって出来ないとかは無いのですが、やりにくくなることが目に見えているからです。
そのチームには必ず副リーダーは存在しますし、その副リーダーと今後も二人三脚で歩んでいかないと行けない状況の中で、しっかりと上司として引っ張っていくことが出来るように敬語での挨拶をしないようにしていました。
もちろん偉そうではなく、「おはよう!元気?」「めっちゃ良い感じやん」「これからもよろしくね」とか。
とにかく上司としてリーダーとして異動が決まったのであれば、一番最初から行き過ぎたへコリ具合で行く必要は本当に無いです。
何度も言いますが、いち早くそのチームで働きやすい環境をあなた自身が作ることが必要です。
自分のフィールドに持っていくように調整していきましょう!
以外に多いのが最初敬語で行くと、いつ敬語同士関係性を無くすかタイミングを失うっていうこともありますw
フランクな感じで接することが将来的にもやりやすい!
いきなりダメ出しはしない!
これ嫌ですよね。僕も何度か入れ替わった上司で経験したことありますが、正直印象悪いです。
スーパー敏腕的な異名が先に滞っているのであれば別の話になると思いますが、正直しない方が良いです。
過去の事例と同じで、ぶっちゃけ異動先のことで気になることは山ほど出てきます。
こうしたらいいのに、ああしたらいいのにって。
でもこれもすべて一旦は関係性の構築された時に一気に進める方が、結果的に完了速度と落とし込み速度は速いです。
初見でいきなりダメ出ししても、おそらくやってくれることはやってくれると思います。
ですが、ぎすぎすした感じの今後の引っ張り具合などの時間の効率を考えると、今は耐えて1ヶ月ごくらいに徐々に出していく方がチームの改善速度は速くなります。
なので気になることあればガンガンメモしてって忘れないようにしておきましょう!
最初の一か月はグッと我慢!
自分の言葉としてすべて話すこと!
以前の誰かの経験や体験、教えてもらったことすべては自分の言葉として話すことです!
これはすごい大事だって〇〇さんが言ってたよ!
っていう発言は、いやいやあなたの意見じゃないんかい!?という風に信頼性の構築のためにもあまり言わない方が良いです。
新しい場所で出会ったチームにとっては、すべてあなたの言葉で話すことで信頼度もあがり、すげーって思ってもらえるチャンスです。
まぁ異動後だけの対応だけではなく、これはいつも意識してほしい点ではあります。
社長に言われた言葉、YouTubeで来た言葉、先輩に言われた言葉など、感銘を受けるタイミングはいっぱいあると思います。
それを丸々伝えるのではなく、しっかりとあなた的にアレンジをして伝えることで、感銘を受けた言葉はあなたの言葉に変わり、後輩に引き継がれていきます。
結果このスタンスが、周りを巻き込む影響力の力に変わってきますので、他人の言葉を自分の言葉に変えれるように常に意識していきましょう!
後輩にとってはあなたの発言が名言に変わる!
まとめ
- 名前はすぐに覚えること
- 誰よりも先に行くこと
- 全メンバーと面談をすること
- 過去の実績は出さないこと
- 敬語は使わないこと
- いきなりダメ出しはしないこと
- 自分の言葉として話すこと
これが僕が思う異動後すぐに対応しておくべき7選でした!
今でもこの技術?方法は使っています。
恐らくこの記事を読んでいる方は、転勤等で異動になった方なのではないでしょうか?
間違っても、上司としてリーダーとして異動を命じられた方は、そのチームを良くすることを求められています。
だからこそ、良いチームを作るためにも、しっかりと自分が監督として、自分自身が働いやすい環境を作ることが大切です。
なぜならあなたがリーダーであり、上司であるからです。
頼りない人よりも、何事にも安心感合っていざとなったら頼りになってなんでも知っている。
そんな素敵な方になって欲しいと思います。
春と秋は異動の季節です。しっかりと新しい現場で一日でも早い成果が出せるように今回のブログが少しでもお役に立つことができたら光栄です。
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